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「ロボットは東大に入れるか?」今子供達が必要な能力とは?新井紀子先生講演会

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新井紀子先生講演会

息子が通う中学校で、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を書いた新井紀子先生の講演を聞いてきました。

 

 

 

本も読んでいたので、どのように子供達に、AIが活躍するこれからの時代を説明するのか、非常に楽しみにしていました。

 


中学生向けにわかりやすく、AIが出来ることと出来ないことを説明して下さっていましたので、紹介します。

 

 

 

AIは意味を理解することはできない

犬と猫の写真を見せて、「どうやってあなたは犬と猫を見分けますか?」と新井先生が問いかけます。

 

今までの人生の経験や感覚で、犬なのか猫なのか分かりますが、じゃあどう見分けているのか言語化するとなると難しいものです。

 


新井先生は壇上からおりて、生徒たちの中に入り、質問していきます。

生徒たちの答えは

「目かな?」

「耳?」

「尻尾じゃない?」

終いには「気合い!」

なんて回答も出てきました。

 


AIに犬と猫の違いを教えるときは、山のような犬と猫の写真を見せて振り分けさせるそうです。

データーとして認識させます。

そして、重要なことは、意味は分からなくていいということ。

 


そうなんです。

AIは意味を理解することはできません。

 

 

 

東ロボくん

新井先生は、2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務めているので、東ロボくんの話しが次に出てきました。

 


意味が理解できない東ロボくんは、キーワードから答えを導きます。

グーグルで私たちがキーワードを入れて検索するのと同じ感覚です。

 


なので、暗記事項の多い社会、意味がわからなくても解ける数学や英語の一部の問題(単語とか語順とか)は得意だけど、国語の読解や英語も文章の意味がわからないと解けない問題は苦手です。

 


そして、東ロボくんが得意としている膨大な量の暗記による入試はこれからどんどん少なくなっていくということでした。

 


東ロボくんができないこと。

そう、それは「意味を理解すること」

 

この意味を理解することを、生徒たちに向かって強化しなさいと強くお話をされていました。

 

 

 

助詞に弱い

AIは助詞に弱く、意味を分かって読むことはできません。

なので、重要そうなキーワードを見つけてこれかな?と判断するような勉強をしてたらAIに負けます。

AIと同じことをしていたらダメなのです。

意味がちゃんと分かって勉強しましょう!というわけです。

 


助詞に弱い簡単な例として

・大名が幕府に命じた

・大名に幕府が命じた

これ、意味が違うのですが、AIはキーワードしか分からないので、同じことと理解します。

「大名」「幕府」「命じた」は同じだからです。

 


ただ、子供たちもAIと同じような読み方をして、この違いに気付かないそうです。

上の例は、もともとはもう少し長い文章で、相違がある部分だけ切り取って紹介しましたが、中学生は3人に1人は間違えるそうです。

 

 

 

意味がちゃんと分からないと、自分で、答え合わせもできなくなり、勉強のスピードが非常に落ちます。

 


助詞が読めないとAIに負けます。

暗記はAIがやってくれます。

助詞が読めて、意味を正確に理解することができないと、暗記に走ってすごく苦労すると先生はおっしゃっていました。

 

 

 

大学入試で、そして社会で勝ち抜く力


大学入試の制度も変わり、大量の暗記でどうにかなる時代ではありません。

 


「助詞が分かって意味が分かること」

「AIができないことを、できるようになりなさい」

子供たちも非常に大切なことを教えてもらったのではと思います。

 

 

 

帰宅後に息子に感想を聞くと「僕はAIには負けない!」と自信満々に話していました。

その自信は一体どこから・・・?

息子の成長を楽しみにしようと思います(*˘˘*)

 

 

 

最後までお付き合いありがとうございます。